アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』

レッスン23回目:楽器のバランスと首のリラックス(15/11/30)

前回のレッスン以降、Danny Boyを課題曲に練習して
います。最初はまあ、まだいいのですが、段々音色が
悪くなってピッチも上がってくるのが悩みでした。

そんな中でのレッスンとなりました。



■先生のアドバイス

・左手の親指をしっかり押して、前歯にマウスピースが
  しっかりひっかかるようにするといい
  マッサージの指圧の時に一番力が入るところで押す
  意識しなくてもしっかり楽器を支えられていれば
  問題ないが、だんだん力が弱くなる傾向があるので、
  意識的に左手親指を強く押して、楽器を支える。
  楽器がしっかり支えられずバランスが崩れると、
  音が暗い音になってしまう。常に明るい一定の音色を
  意識的に出せるようにするのが大切
  −補助練習1
    音を強く出すときに少し押すイメージにする
    例えば、シソシソ と吹きながらシの音を強く出す
  −補助練習2
    指を早く動かして音色が一定になっているかチェック

・首の角度
  首周りがなるべく硬くならないようにリラックス
  左手で楽器を押してマウスピースで首を押し上げる
  ようにしてから首の力を抜くと感じがつかみやすい
  広い首の中を、おなかからの息で全て埋める感じ

・Danny Boyで練習
  ソ♯ラシド♯ とあがっていくと、ド♯で音が暗くなる
  ド♯を中心に音を上下して補助練習
   (ド♯シラシド♯シラシド♯ など)
  真ん中のシの音も暗くなる傾向がある
   同じようにシを中心に補助練習
  上のソ♯から上も暗くなりがち
   音をおなかでしっかり支えて、まったく一定の音が
    出せるように練習
   左手親指と首のリラックスに注意
   今までより前歯の位置を少し深めに



■私の感想と気付き

曲を吹いているうちに音色が悪くなっていく要因の
一つとして、楽器のバランスがあるようです。
一度楽器のバランスが悪くなると音色が暗くなり、
そのまま立て直すことが出来ないと悪化の一途と
いう感じです。

今まであまり意識出来ていなかったようですが、
より左手の親指を意識して練習すれば、楽器の
バランス問題は改善していく気がします。

首のリラックスもあまり意識していなかったこと
なので、今日のレッスンを参考にいろいろ試して
みたいと思います。

1年くらい前なら、唇が疲れてしまってDanny Boyを
最後まで吹くことが出来なかったと思います。
それが音色が段々悪くなるとは言え、あまり唇が
疲れないで最後まで吹けるようになったのは、
だいぶまともになってきています。

当面はDanny Boyを練習曲にして、ナチュラルな
明るい一定の音色で最後まで吹けるようになることを
目指して、練習していきたいと思っています。