いろいろ試していましたが、どうも私がポイントをつかみ
そこねているようで、再度セッティングを見直したりして
いました。サックスが難しい要因はいろいろありますが、
初心者にはこのセッティングをどうするかというのは
難問です。目指す音楽、体の特性などで、適切な
セッティングもいろいろ。自分には判断する力がなさすぎる
ので、先生のアドバイスが助けになります。
以下はそんなレッスンについてのメモです。
■課題
・JAVAの3になれて、下の1オクターブ、出来れば上の
オクターブも安定した音を目指す
■先生のアドバイス
・複式呼吸
−肋骨を思いっきり開いて、それから息を吸ったり
はいたりすると、みぞおちやおなかが強制的に
動く。サックスを吹く時も、その感じでおなかを
使う。
−肺の中も音が響くイメージ。
・複式呼吸の補助練習
−小さい音で、息からかすかに音になっている状態をキープ。
−小さいかすかな音から、なめらかに音を大きくしていく。
−おなかと口のバランスを意識。
・セッティング
−上記の複式呼吸の補助練習で、私がなかなか音を出す
ポイントをつかみかねているのを見て、先生が
再度セッティングを確認。先生のような音を
出したいこと、唇が結構厚めなことなどを踏まえて、
先生がいろいろなセッティングして試す、それを私が
試す。
−今使っているマウスピース、ヤマハラバー4Cを使う
場合は、青箱の3番で少し浅めに咥えて、
シンリップ気味にして、軽めに息を吐くのがオススメ。
−また、マウスピースを替える方向も検討。先生が
サブで使っているG by メイヤーを試させてもらうと
意外と楽に音が出る。息を吐くと、ポンと音になる
感じ。私の感覚は、G by メイヤー+JAVAの3番が音を
出しやすかった。G by メイヤーは少しクセがあるので
メイヤーがいいのではとのこと。
−ヤマハラバー 4Cは中が四角くなって、狭くなっている。
G by メイヤーは丸のまま。このような特性の違いから
適切な息の吹き込み方も変わる。
■私の感想と気付き
・リードをJAVAの1/2から3に変えて、少し慣れてきて、1/2と
同じ程度には音が出るようになってきたかなと思っていた
のですが、先生から見ると苦しそうに見えるよう。
時々、唇がプルプルふるえたりして。再度、セッティングを
見直すことに。
・セッティング、と言ってもマウスピースとリードの組み合わせ
だけでも、音の出しやすさがだいぶ変わるのを体感できました。
山のような選択肢からベターな選択をするのは初心者には
本当に難しい。でも逆に言えば、自分に合った
セッティングにたどり着けば、その後の練習はだいぶ効率化
できると感じました。
・小さいかすかな音から滑らかに大きくしていく練習で、ある
ところでボンっと急に音が大きくなってしまいます。
おなかで息を支えられないからか、全然滑らかになりません。
複式呼吸ももう少しなんとかしたいところです。
■次の課題
・近々マウスピースをメイヤーに変えて、新しいセッティングに
するのでそれに慣れる。
・もう一度、下の1オクターブ、上のオクターブを安定して楽に
出せるように。
・複式呼吸の補助練習が出来るように。