アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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息の流れ

前回のレッスン以降、口や顎の力をどうやって抜くかが
大きな課題でした。でも、力を抜くというのは難しい。
結局のところ、効率のいい力のかけかたがあって、結果的に
必要のない力が抜けてくると思うのです。
その鍵になるのは、息、そして呼吸なのだろうなあとは
ずっと感じていました。複式呼吸がしっかりできれば、
余計な力は抜けてくるのかと。まあ、それはそれで難しい
わけです。

そんなこんなで、レッスンで教えていただいた処方箋を
いろいろ試しながら練習しているのですが、そんな中で
いい感じになることがありました。

お腹⇒マウスピースの先端⇒楽器の中⇒楽器の外
と、息の流れを意識すると、お腹で息を支えられて、音も
安定します。今までは、お腹⇒楽器の中という流れは意識
していたつもりなのですが、マウスピースの先端から
息が入ることを意識することで、より息がスムーズに
流れる感じがします。また、リードがより振動している
感覚を得られます。

そんな感じで下の1オクターブを、ドシラソファミレドと
吹くと、音色もナチュラルで安定しています。ピッチも
安定している。上のオクターブでドレミファソラシドと
吹くと、下の1オクターブほどではありませんが、悪くあり
ません。

その感じのまま曲を吹くと、最初はいいのですが何かを
きっかけにこの息の流れが崩れてしまいます。そうすると
口も疲れる。

Fly me to the moonの1フレーズ(下の1オクターブで
収まる)を続けて吹くとそれなりに持つのですが、
Moon riverの1フレーズ(下の1オクターブ+上のミまで)
を続けて吹くと、早く口が疲れてしまいます。
はやり、高い音の時に問題が多そうです。

下の1オクターブでドシラソファミレドを吹く時と、
下の1オクターブで曲を吹く時、上のミまでで曲を吹く時の
ギャップを埋められれば、口や顎をリラックスすることが
出来るようになる、気がします。

次回のレッスンまでに少しでも改善して、先生にチェック
してもらおうと思っています。


この記事へのコメント
初めてのコメント失礼します。しんのすけと申します。地元の楽団にも所属する大学4年生です。ブログ拝見させていただきました。私と全く同じ悩みを抱えていらっしゃるようで,とても共感しました。最初はいいんですが,1〜2分続けて吹いてる(曲とか)とすぐに顎が疲れるんですよね。。。サックス歴も私と同じくらいで,おそらく状況は全く同じだなと思いまして。今まで自分と同じ症状の人に出会ったことがなくて,これは楽器の止め時なのかとも思っていました。私も,最近やっと口と呼吸は大きく関わっていることがようやくわかって,少しずつ改善されて悪い癖が徐々になくなっているような気はしています。
店長さんのブログも参考にしつつ,頑張っていきたいと思います。突然のコメント失礼いたしました。
町田在住ですが田園都市線沿いに住んでいますので,一度店長さんのスタジオにも足を運んでみようかと思います。
Posted by しんのすけ at 2012年04月04日 19:28
>しんのすけさん
コメントありがとうございました。このブログがほんの少しでもお役に立てればうれしいです。私の場合は独学で練習していた期間がけっこうありまして、その時に悪い癖がついてしまったようです。しんのすけさんの場合は楽団にも所属されているようですし、いろいろな方にアドバイスをしていただくことも出来るのでは。今の悩みが良い方向に向かうといいですね。もしご都合が合えば、スタジオにも遊びにきて下さい。
Posted by スタジオアイシャの永嶋 at 2012年04月04日 20:42
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