アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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レッスン8回目:下唇と歯の位置(12/6/25)

Fly me to the moonを課題に、テーマの部分を練習しています。
以前と比べるとだいぶ良くはなっていたのですが、それでも
口が疲れてしまいます。曲のテーマを吹くと、先生が何かに
気づいた様子。今回は曲のテーマのようにオクターブ上の
音が多いと口が疲れてしまうので、その原因を探りながら
問題点をチェックするレッスンになりました。


■課題

・上のオクターブでもリラックスして吹けるようにする。

・「Fly me to the moon」を課題曲にテーマの部分を練習。


■先生のアドバイス

・息の方向
  補助練習でダブルリップにして高いラの音を出そうと
  すると出ない。息の向きを真っ直ぐか、上を意識するといい。
 
・のどの開き
  補助練習でダブルリップにして、口の端のほうで出した音と
  真ん中にした音で音色やピッチが変わる。真ん中で吹いている
  時にのどに力がはいっている。端で吹いている時と同じ音で
  真ん中にしても音が出せるように。

・顎の位置と下唇と歯の位置関係
  下の歯が、下唇の下に来ていない。言い換えると、下唇を下の歯で
  支えられていない。その状態で音を出そうとするので下唇に力が
  入りすぎる。下の歯でかるく圧力をかけて音を出せば、下唇に
  それほど力を入れる必要がない。下の歯の上に下唇が少しのっていて、
  下唇に力が入らない状態にする。そのために、ほんの少し唇を巻く
  感じにして、マウスピースの少し手前に唇を付ける。そして、
  リードに接している唇は動かさず、下顎を少し前に出すと歯が
  下唇の下に入るようになる。その時に、下唇は巻きすぎず、立って
  リードと垂直に接している感じ。その位置でオクターブ上のラを
  出すと、ラクに音が出る。

・息を吸う時のイメージ
  「ホッ」というイメージで息を吸う。そうすると、のどが開きやすく
  顎の位置が自動的によい位置になる。


■私の感想と気付き

・口に力が入り過ぎていたのは、歯が下唇の下に来ていなくて歯で唇を
  支えられなかったことが原因だったようです。歯をうまく使えて
  いなかったので、下唇だけでリードを押さえようとして唇に力が
  入りすぎ、結果すぐ疲れるという感じです。下のオクターブは
  なんとか出せても、上のオクターブはきつい。先生のアドバイスを受けて
  顎の位置などを修正すると、オクターブ上のラの音もラクにでます。
  時々ですが、リードがよく振動している感じも得られます。

・顎の位置をチェックしながら音を出すのは慣れるまでなかなか難し
  そうです。でも、息を吸うときに「ホッ」というイメージで息を
  吸うと、自動的に顎の位置が適切な所にくるようで、これなら
  比較的ラクです。

・今まではオクターブ上の音がつまりがちだったのですが、顎の位置を
  修正すると、リードがよく振動をしている感覚が得られる時が
  あります。まだ慣れていないのですが、この延長上で行けば
  いいのかなと。


■次の課題

・息を吸うときに「ホッ」というイメージで、顎の位置をチェックしながら、
  上のオクターブでもラクに音が出せるように。

・「Fly me to the moon」を課題曲にテーマの部分を練習。


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