というのが大きな悩みでした。前回のレッスンの記事でもいろいろ
書きましたが、要は下唇に力が入りすぎていて、力を抜くには
下の歯で下唇を適度にサポートすると改善できるということに
気づきました。
これって自分で書いていて「なんて当たり前のことに気づかない」と
突っ込みたくなります。独学で長くやっていて、自分では工夫して
いたつもりのことが裏目っていて、変な解釈をしていたと感じて
います。先生に指摘いただいたから気がついたものの、自分で
気づくのは相当難しかったと思います。
先生のアドバイスもふまえ、自分でも下唇の力が抜けるようにいろいろ
試してみました。例えば、下の歯の上で下唇がとろけるチーズの
ようにイメージすると力を抜きやすいようです。
吹いてみるとだいぶ口が疲れにくい。オクターブ上が多い曲でも、
3分程度ならほとんど口が疲れず吹けるようになりました。
ただ今までの音の出し方とだいぶ変わるので、ちょっと戸惑って
います。息が流れないというか、音もナチュナルな感じにならないと
いうか。下唇の力を抜くことを優先しつつ、なるべくナチュラルな
音が出せるよう練習です。
口がすぐ疲れるという問題は、いろいろな原因が幾重にも重なって、
こんがらがっていたのだと思います。一つ一つその原因を解決しつつ、
やっと出口が見えてきた気がします。