アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
アルトサックスの練習日記 > レッスン日記 > レッスン21回目:ビブラートと倍音(15/3/30)

レッスン21回目:ビブラートと倍音(15/3/30)

前回のレッスンで、自分としてはいい音が出て
ちょっとびっくりしたのですが、何がどうしてそう
なったか自分では良く分からないままでした。
自分で練習してみて、ある程その時の音を再現
出来たので、それをチェックいただいたり、
さらに音の安定や向上のアドバイスをいただいた
レッスンでした。


■先生のアドバイス

・音が良い感じになってきている。ただ、やはり時々
  つまったりすることがある。良い音が出せる確立を
  増やせて、より安定してくるといい。

・音がつまったりする場合、息と口の連動がうまく
  いっていないことがある。そのつながりが無意識に
  つながってくると、音がつまることもなくなって
  くる。

・息と口の連動の補助練習として、ビブラートの練習
  −正しい音程を基準に、音程を少し下げたり元に
    戻す。その時、音程が高い時に音を大きめに。
    何度か繰り返すと、音が元に戻りきれず低くなる
    ことがあるので、お腹でしっか息を吐きながら
    口も元に戻るように注意。
  −今度は基準音より低い音ではじめ、こちらの音程が
    低い方で音を大きくする。
    音程を下げて音を大きくする時、息は前方斜め
    下に強く吐く様にするといいとのこと。

・Stella By Starlightの1フレーズを吹いてみる。
  お手本を参考に強弱をつけてみるが、どうしても
  弱い音がヘナヘナした感じで、安定感がなくなる。

・弱い音でも、楽器はしっかり鳴るような状態になるといい。
  その補助練習として倍音のトレーニング。
  この練習で管の中をしっかり息を通すことを目指す。
  そうなると、音が変わってきて、弱い音を出しても
  楽器が鳴るようになってくる。
  −下のドの指使いにして、かつオクターブキーを押す。
    この状態で真ん中のドの音を出す。
  −この指使いで、上のソの音を出す。
    そのために、まず上のソの指使いで音を出して、
    下のドの指使いに戻して上のソの音を出す。
    移動の時に、右手の小指だけ最初に押さえて、
    薬指、中指、人差し指をすばやく押す。
    これが出来たら、下のド+オクターブキーの
    指使いで真ん中のド、上のソを出す。
    出来れば、上のドも出す。

・音を出す前の準備で、姿勢や呼吸、アンブシュアなどを
  考えすぎなので、もっとラクに音を出した方がいい。


■私の感想と気付き

前回のレッスンの時の音が自分としてはいい音が出せ
ました。それを自分でもある程度再現出来るように
なったのですが、時々うまくいかないことがあります。
音がつまった感じになったり、口が疲れたりすることが
あるのです。

先生から息の強さと口がうまく連動すると自然に回避
できるようになるとのアドバイスで、そのための
補助練習としてビブラートの練習をしました。
音程を上げるときに音を大きくするのはある程度出来る
のですが、音程を下げるときに音を大きくすることが
うまく出来ませんでした。これはとりあえず保留という
ことに。

プロの演奏を真似て強弱をつけると、どうしても
弱い音が単に弱いのではなく、なんというか貧弱な
不安定な音になってしまいます。この改善のために
倍音の練習もいろいろ試してみました。下のドの
指使い+オクターブキーで、真ん中のドや上のソを
吹くのですが、最初音がつまった感じでしたが、
練習していくとより自然な音になってきました。
この息の使い方になれてくると、普通の指使いでの
音も変わってくるとのこと。弱い音も改善してくる
はず、です。正直、まだあまりよく分かっていませんが、
練習に組み入れて、続けたいと思っています。

自分の性格でなかなか難しいところですが、どうしても
いろいろ考えすぎて、体がかたくなってしまうことが
多いようです。以前に比べれば腹式呼吸のコツが
少しつかめたことで、アンブシュアなどはあまり考え
なくても音が出せるようになってきた気はしています。
出来れば、もっと何も考えずにナチュラルな音を出せる
ようになりたいところです。それが自分には難しいのですが。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック