アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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レッスン26回目:音の密度とリラックス、楽器の安定など(16/6/6)

前回のレッスンで吹いているうちに下顎に力が入りすぎて、
手前に引きすぎる傾向がわかりました。それが原因で、
音がだんだん悪くなってきてしまいます。

自分なりに下顎の力を抜くことを中心に練習してみました。
前回のレッスンに比べれば下顎だけでなく、全体的に
リラックスできるようになってきたと思っています。

そんな状況でのレッスンとなりました。


■先生のアドバイス

・音がつまったり震える傾向がまだあるので、それを改善
 するとよさそう。息がもっと無理なく通るようにすると
 いい。次からはそのための補助練習いろいろ。

・密度の高い、中身の詰まった音色を意識
 −音の輪郭だけでなく、音の中心、芯もしっかり音に
   するようイメージ。
 −大きな叫び声を出すように、大きな音を出してみる。
 −音の立ち上がりがスパッとなるように意識。

・真ん中のドシラソ(特にソ)の改善
 −音がつまるようだったら、あえてマウスピースを
   前方に押し出すようにしてみる。
 −音が抜けるのを確認。
 −次は楽器を動かさず、下顎を前に出すことで同様の
   効果をねらう。
 −マウスピースと顎の位置関係、それで出てくる音に
   注意。
 −最初から抜ける音の顎の位置で音を出す。

・楽器の安定(手首や手の動き)
 −左手の指が管と平行になりすぎている。管と指が
   垂直に近い状態になるようにする。
 −左手で、キーを押さえないときは指をそらすぐらい
   最大に広げる。キーを押さえる時はすばやく押さえる。
   この動きを指だけで。
   例えばド♯シ、ド♯ド、シラなどで動かしてみる。
 −同じ指の動きで今度は音を出して練習
 −右手も同様の練習
 −いろいろ手を動かして、楽器が安定するように練習。

・高い音(ラから上)がフラットすることの改善
 −真ん中のソなどの音での顎と同じ位置が正しいとは限らない。
 −顎の位置を変えて心地よい音程になるように。

・オクターブ高い音と低い音が同じ音色になるように
 −真ん中のド→下のドの指+オクターブキーで同じ音を出す。
   その時、なるべく音色が同じになるように意識。
   下のドの指では息が管の下の方まで通らないと音に
   ならない感じがするが、同じ意識で真ん中のドも
   音を出せるように。
 −同様に下のドの指から真ん中のドに移動したり、
   下のドの指の時はビブラートをしてみたり、
   いろいろな組み合わせで音を出す。
 −同様にド♯、シ、シ♭も練習するといい


■私の感想と気付き

前回のレッスンから、下顎のリラックスを最大の課題
として練習してきました。少しづつリラックスできる
ようになってきましたが、今度は音がスカスカで、
密度がない音になっていたようです。そこで密度が
高い音を出す意識をすると、おなか周辺に力が
はいります。おなか周辺だけ力を入れるならいいのですが、
その時に余計な力も入ってしまって、下顎にも力が
入ってしまいます。結局のところ、力を入れるべき
ところに力が入って、それ以外はリラックスできれば
いいのですが、これが難しい。どこかにいいバランスが
あるはずなのですが。

今回のレッスンでは、その1つの糸口として指の
動きを教えていただきました。指の動きで音の抜けが
変わります。感覚としては、補助練習のように
大きく指を動かすことが、余計な力を抜く効果が
ある感じです。また、指を動かしても楽器が安定
できれば、余計な力が少なくてすむようになるはずです。

同じところを行ったり来たりしている感じで、なかなか
前に進まないのはもどかしいところです。でもまあ、
少しづつでも前に進めばいいかなとも思っています。

この日記を見返して、自分なりにいろいろ試していき
たいと思っています。




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