■先生のアドバイス
・拍を意識
−ドレミファソラシドなどスケールを吹くときも、拍を意識する。
−同じ強さの息で音を出していると、どうしても息が少なくなってきて、
あごに力が入りやすい
−息を強く入れると、自然にあごがリラックスしやすくなる
−息を強く入れた時の、音が出る時の感覚、あごの位置などを感じる
−練習例
ドレミファソラシド(強く吹く:ドミソラシド)
ラソファソラソファソラ(強く吹く:ラとファ)
・喉
−のどをなるべくリラックスする、開く
−その感覚をつかむのに、音を出しながら喉の角度をかえる
−例えばストラップを極端に短くして、マウスピースを浅めにくわえるといった
ことをしてみる
−息が通ったしっかりした音が出る時の喉の感覚、角度などを感じて、
いつでもその感覚で音が出せるといい
・倍音
−オクターブ上のソ(下のドの指使い+オクターブキー)
−オクターブ上のラ(レの指使い+オクターブキー)
−なるべく詰まった音ではなく、明るい音を出せるように意識
・タンギング
−タンギングするとどうしても息の流れが変わり、音が不安定になってしまう
−下先でリードの先端を軽く触れる程度にできるといい
−のどぼとけが下の位置にあって、喉はなるべく動かさない
−感覚としては、少し上を向いて、舌で舌の歯の裏側をなめる感じ
−タンギングする時に、少し息を多めにいれるようにすると、リラックスしやすい
■私の感想と気付き
今回のレッスンでは、今まで何度かアドバイスいただいたことも多かったのですが、今の受け取り方は前の時とは違った感覚です。ほんの少しづつですが、アドバイスの意味が分かってきている気がしています。
真ん中より下の音はそれなりの音が出るようになってきていたのですが、高い音、特にオクターブ上のラから上はかなり貧弱な音になってしまいます。喉がしまって、下あごの位置が手前になってしまい、息がスムーズに通らなくなってしまうことが原因のようです。喉をリラックスして角度を変えたり、下あごの位置を変えたりして、息がスムーズに通る位置を探します。この時に、意識的に息を強く入れることで、喉が開きやすくなったり、顎がリラックスしやすくなったりします。タンギングでも息を意識的に強く入れることで、口の中がリラックスしやすくなります。息、喉、顎などが連動していることを、少し感じられるようになってきた、気がしています。そんなこんなでアンブシュアは唇だけでなく、息や喉、顎などが連動して総合的に決まってくる物なのだろうなあと感じています。
今回のアドバイスを参考に、マイペースではありますが、少しづつ練習を重ねていきたいと思っています。