アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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レッスン27回目:効率よくリードに圧力をかけるアンブシュア(16/8/22)

自分で練習していて少しづつですが息が吐けるようになり、
少しづつですが音が楽にしっかり出せるようになってきた
気がします。

そんな状況でのレッスンとなりました。


■先生のアドバイス

・効率よくリードに圧力がかけられるようなるといい。
 そうすると中身が詰まった密度の高い音になるし、
 もっと楽に、安定して吹けるようになる。

・補助練習1:唇を中心に寄せる
 −口を閉じたまま下顎をなるべく下に落とす。
 −唇が中心に寄って、少し縦方向になるようにイメージ。
 −唇の外(顎など)は固定して、唇周りはリラックスする感じ。
 −唇周りだけ少しすぼめたり開いたりする(顎は動かさない)。
 −下顎を少し上下に動かす(下あごの先端から唇の距離を変えない)。
 −下唇が歯の上で立つように整える。
 −そのイメージのまま楽器で音を出す。

・補助練習2:ペンを使って唇を中心に寄せる練習
 −ペンをマウスピースに見立てて、上の歯にあて、
   唇を中心に寄せる。その時、唇周りの筋肉を意識する。
 −そのイメージのまま、楽器で音を出してみる。

・補助練習3:ホ(オ)とフ(ウ)のイメージ
 −楽器を使わず、ホーというイメージで息を吐く。
 −フーというイメージで息を吐く。
 −マウスピースをくわえて、唇を離さないで下顎をなるべく下げる。
 −ホーというイメージで楽器に息を流す。
 −フーというイメージで音を出す。
 −音になった後も、息をしっかり吐く

・息を吸う時はホーという感じで唇を縦方向にイメージしつつ吸う



■私の感想と気付き

今までは下顎をリラックスする方ばかりに頭が回っていて、
効率よくリードに圧力をかける方には意識が回っていません
でした。先生のアドバイスを受けて試してみますが、これが
難しい。特に唇を縦方向にならないというか、どうしても
横方向に口を引いてしまうようになってしまいます。

普段はあまり意識しない筋肉ということもあってか、自分の
体なのに思うように動いてくれません。でも意識すれば、
少しづつでも体は動いてくれるようになる、はずです。

今回のアドバイスを参考に、自分なりに練習を重ねていきたいと
思っています。


レッスン26回目:音の密度とリラックス、楽器の安定など(16/6/6)

前回のレッスンで吹いているうちに下顎に力が入りすぎて、
手前に引きすぎる傾向がわかりました。それが原因で、
音がだんだん悪くなってきてしまいます。

自分なりに下顎の力を抜くことを中心に練習してみました。
前回のレッスンに比べれば下顎だけでなく、全体的に
リラックスできるようになってきたと思っています。

そんな状況でのレッスンとなりました。


■先生のアドバイス

・音がつまったり震える傾向がまだあるので、それを改善
 するとよさそう。息がもっと無理なく通るようにすると
 いい。次からはそのための補助練習いろいろ。

・密度の高い、中身の詰まった音色を意識
 −音の輪郭だけでなく、音の中心、芯もしっかり音に
   するようイメージ。
 −大きな叫び声を出すように、大きな音を出してみる。
 −音の立ち上がりがスパッとなるように意識。

・真ん中のドシラソ(特にソ)の改善
 −音がつまるようだったら、あえてマウスピースを
   前方に押し出すようにしてみる。
 −音が抜けるのを確認。
 −次は楽器を動かさず、下顎を前に出すことで同様の
   効果をねらう。
 −マウスピースと顎の位置関係、それで出てくる音に
   注意。
 −最初から抜ける音の顎の位置で音を出す。

・楽器の安定(手首や手の動き)
 −左手の指が管と平行になりすぎている。管と指が
   垂直に近い状態になるようにする。
 −左手で、キーを押さえないときは指をそらすぐらい
   最大に広げる。キーを押さえる時はすばやく押さえる。
   この動きを指だけで。
   例えばド♯シ、ド♯ド、シラなどで動かしてみる。
 −同じ指の動きで今度は音を出して練習
 −右手も同様の練習
 −いろいろ手を動かして、楽器が安定するように練習。

・高い音(ラから上)がフラットすることの改善
 −真ん中のソなどの音での顎と同じ位置が正しいとは限らない。
 −顎の位置を変えて心地よい音程になるように。

・オクターブ高い音と低い音が同じ音色になるように
 −真ん中のド→下のドの指+オクターブキーで同じ音を出す。
   その時、なるべく音色が同じになるように意識。
   下のドの指では息が管の下の方まで通らないと音に
   ならない感じがするが、同じ意識で真ん中のドも
   音を出せるように。
 −同様に下のドの指から真ん中のドに移動したり、
   下のドの指の時はビブラートをしてみたり、
   いろいろな組み合わせで音を出す。
 −同様にド♯、シ、シ♭も練習するといい


■私の感想と気付き

前回のレッスンから、下顎のリラックスを最大の課題
として練習してきました。少しづつリラックスできる
ようになってきましたが、今度は音がスカスカで、
密度がない音になっていたようです。そこで密度が
高い音を出す意識をすると、おなか周辺に力が
はいります。おなか周辺だけ力を入れるならいいのですが、
その時に余計な力も入ってしまって、下顎にも力が
入ってしまいます。結局のところ、力を入れるべき
ところに力が入って、それ以外はリラックスできれば
いいのですが、これが難しい。どこかにいいバランスが
あるはずなのですが。

今回のレッスンでは、その1つの糸口として指の
動きを教えていただきました。指の動きで音の抜けが
変わります。感覚としては、補助練習のように
大きく指を動かすことが、余計な力を抜く効果が
ある感じです。また、指を動かしても楽器が安定
できれば、余計な力が少なくてすむようになるはずです。

同じところを行ったり来たりしている感じで、なかなか
前に進まないのはもどかしいところです。でもまあ、
少しづつでも前に進めばいいかなとも思っています。

この日記を見返して、自分なりにいろいろ試していき
たいと思っています。


レッスン25回目:呼吸と下顎(16/3/28)

1音や短いフレーズではある程度の音になってきたので、
曲を吹けるようにしたいと思っています。
とりあえず持っていた教則本で好きな曲、かつ
比較的簡単と思われる「Stella By Starlight」を課題曲に
して練習していました。
ただ、曲を吹いているうちにどんどん音が悪くなって
きてしましまいます。以前のように唇が疲れて吹けなく
なるという状態よりはいいのですが...

そんな状況を相談させていただいてのレッスンと
なりました。


■先生のアドバイス

・発音がさらに身につくと良さそう

・ホーフゥーという発音で練習
  −下顎をなるべく下に落として息を吸う
  −「ホー」と発音して息を吐く
    この時からなるべく強めに息を吐く
  −「フゥー」と発音して音にする
    息をさらに強く
    唇が真ん中に寄る感じで、下唇に
    少し圧力がかかって音になるイメージ
    のどまわりなどがリラックスする感じ
    ため息をつくような感じでリラックスして

・ホーフゥーの補助練習
  −楽器を持たず息だけで練習
    下顎があまり動かない時があるので、
    しっかり下顎を下げるよう注意
  −楽器を持って息を吐くだけで音にする直前まで
    下顎が引き気味になってしまう傾向があるので、
    下あごが前方下になるよう注意
    「フゥー」の時に息の圧力で自然に下あごが
    少し前に出る感じ
    「フィー」みたいな発音になる傾向があるので注意
    考えすぎると余計な力が入ってしまうので、
    あまり考えないようにして


■私の感想と気付き

前回のレッスンの時に良くなっていたと思って
いたのですが、少し戻ってしまったようです。
今は2〜3ヶ月に1度のレッスンということもあり、
自分でよかれと思って練習したことが悪い方向だった
というのは時々起こってしまいます。レッスンの
頻度を上げればだいぶ違うと思うのですが、悩ましい
ところです。

今回のレッスンで気になったのは下顎です。
どうも余計な力がかかりすぎているようです。
息だけならまだいいのですが、楽器を構えて音を
出すと顕著になります。余計な力がかかって、
顎が引けてくる感じです。そうすると最初の音色が
維持できず、だんだん悪くなってしまいます。

また、下顎を下げた状態で息を吐くのですが、
吐こうとするとうまくいかないというかスムーズに
いかないというか、この辺も少し自分なりに練習
してみたいと思います

今回のレッスンでは先生からいただいた課題にうまく
対応出来なかったので、この日記を見返して自分なりに
練習してみたいと思います。