アルトサックスの練習日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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リードの位置

サックスを吹くときに、私はどうしてもほっぺたが
膨らんでしまいます。息を効率的に使うには膨らま
せずに、効率的にマウスピースに息を吹き込む方が
ベターなわけです。

でもどうしてもほっぺたが膨らんでしまうのです。
ちょっと考え方を変えて、息がマウスピースに無駄なく
入って、リードを効率的に鳴らすように意識しようと
してみました。

そこでふと思ったのですが、私は息の通り道をボヤっと
考えていたかなと。もっとマウスピースの位置、
リードの位置がどこにあって、息をどこに流すのかを
意識してみました。

なんとなくですが、私は息がマウスピースの上の方に
入るように吹いていたのかな、なので効率的に息が
マウスピースに入らず、ほっぺたが膨らんでしまうの
かなと。試しに息がもっと下の方、リードの位置を
意識して吹くと、よりラクに音が出ます。音の
立ち上がりもスパッとした感じ。

でも音がバリッとしすぎに感じるので、顎の角度などを
変えていろいろ試してみると、少し音が落ち着く位置が
あります。

うーんこの方向なのかなあ、と思いつつも自信がありま
せん。結局のところ、出てきた音で試したことが良い
方向なのか悪い方向なのかを自分で判断できないと、
練習が効率的になりません。が、これがなかなか難しい。

まあ無理せず気長に、試行錯誤を楽しみたいと思います。


腹式呼吸で使う筋肉

なるべく1週間に1度は1時間の練習時間を確保していた
のですが、仕事がバタバタしていて数カ月はそれすら
維持できませんでした。

練習時間が少ないこともあって、少しテーマを絞って
練習していました。それは、腹式呼吸で使う筋肉を
少しでも強くしたい、ということです。

下あごを少し下げて(ピッチも当然下がりますが)、
その時に大きな音を出す練習をしている時に、
お腹が強制的に使われる感覚がありました。
この時に動くお腹の感覚を、下あごを普通にしている
時でも再現しようとすると、いい感じになる気が
します。

そんなこともあって、お腹の筋肉をなるべく使う、
もしくは強制的に使われる練習を中心にしてみました。
まあ、今の練習時間で簡単に筋肉が強くなるとは思えま
せんが、少しでも良い方向に向かえばなあと期待して
います。

仕事の方もなんとか一段落しつつあるので、いつもの
ペースに戻しつつ、レッスンも再開したいと思っています。


抵抗のようなもの

今は1週間に1度、1時間の練習しか出来いませんが、
これが今の無理のない範囲かなと思っています。

この程度の頻度では、そうそう上達はしません。ですが、
少しづつではありますが、前進は出来るかなあと実感して
います(今の低いレベルだからというのもありますが)。

当面の目標である、ナチュラルな音には少しづつ近づ
いてきていると思います。音を個別に見ると真ん中の
ド♯がまとまりのない音だったり、上のミファあたりが
やたらピッチが高かったりとありますが、2オクターブ
くらいは、まあまあの音になってきました。

また、最近は特に息を吹き込むと抵抗のようなものを
感じるようになってきました。以前は息を入れても
暖簾に腕押しではないですが抵抗がなく、息を一生
懸命入れてもあまり音になりません。ロングトーンを
しても音が長く続かない。それが今は適度な抵抗の
ようなものがあって、息が効率よく音になる感じに
なってきました。ロングトーンをしても、より音が
長く伸ばせます。要は、より楽に音が出せるように
なってきました。そうなると、口も楽で疲れにくく
なってきます。

なんとなく、いろいろな要素が少しづつ良い方向にまと
まっていきつつあるのかなと感じています。少しづつ
ではありますが。